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【座間味】任期満了に伴う座間味村長選挙が13日、告示された。届け出順に無所属新人で自営業の宮平賢氏(66)、無所属現職で5期目を目指す宮里哲氏(57)=自民、公明推薦=が立候補し一騎打ちが確定した。投開票は18日。同村の選挙人名簿登録者数は12日時点 ...
コロナ禍からの景気回復と、日銀の政策変更に伴う貸出金利回りの改善で、銀行の本業のもうけを示すコア業務純益は3行合計で前期比25・4%増の205億1700万円となり、9期ぶりに200億円を超えた。
先の大戦での日本による一連の加害の事実に関しては「喧嘩は両成敗」「戦争するのは双方に問題がある」などと主張し、日本軍の加害の部分だけを大きく取り上げるのは問題との見解を示し、沖縄住民が受けた被害の一つ一つを顧みることはなかった。
シュガーローフなど那覇・首里周辺で激戦が続く。そのころ、大里村屋宜原(現南城市)では住民らに馬肉を売りに来る人がいた。「砲弾の中をくぐってですよ、女の人がざるにいれてですね」。弾に当たった軍馬だったかも、と(安里要江さん=中公新書「沖縄の証言(上)」)。
本島北部の陸地に13日、米軍普天間飛行場所属のUH1ヘリから部品が落下したことが分かった。同日、沖縄防衛局が発表した。部品は「アクセサリーギア・バッグ」と呼ばれる信号炎管で重さ18キロで、まだ見つかっていない。沖縄防衛局は発火する恐れがあるため、見つけた場合は防衛局に通報するよう求めている。
神谷氏の発言で、日本政府が沖縄に戦艦大和や特攻隊を派遣して「日本軍が沖縄を守りに来た」と言っているが、そもそもスタート地点から発想が間違っている。日本軍は、日本本土の決戦に向けて持久戦をやるために沖縄に来たのであり、日本本土を守るためだった。自分の思想に合わせて歴史を組み替えようとしている。 第32軍が沖縄に来て、持久戦をして住民を巻き込み大きな犠牲を出した。軍を送り込んだのは、沖縄で持久戦をする ...
自民党の西田昌司参院議員がひめゆりの塔の説明書きについて「歴史の書き換え」などと発言した問題はさらに波紋を広げている。参政党の神谷宗幣代表は西田氏に同調しながら、持論を展開した。これに対し、ひめゆり平和祈念資料館の普天間朝佳館長は県議会の勉強会で「広がることは怖い」と指摘、県議会に本質的な抗議決議を求めた。保守系と呼ばれる政治家の極論が幅をきかせる中、県議会がどんな結論を導くか注視される。(1面に ...
与那原署は13日、南城市の奥武島から南西に約500メートルの沖合で、50代の母親の胸や腹などを複数回銛(もり)で突き刺したとして、殺人未遂容疑で同市の無職の男(20)を逮捕した。「刺したのは間違いない」と行為は認めている一方、殺意は否認しているという。2人は漁をしていたとみられる。 母親は胸などに全治日数不詳のけがを負って本島南部の病院に搬送された。
沖縄戦では日本軍だけではなく、県も軍と一体となって住民を「根こそぎ動員」した。 当時の島田叡知事は、1945年2月4日の「沖縄新報」で「決戦施策の三目標」の第一を「国土防衛の強化」として県民の「戦力化」を宣言。2月21日の「諭告」では「軍民官協力一致」して「一朝事あれば県民総武装」せよと県民に諭した。5月23日前後に出した「訓示」でも「もし敵に捕まれば、最後には殺される。竹やりを使ってでも米兵を殺 ...
【沖縄】沖縄こどもの国(沖縄市)の屋比久功園長が任期途中で辞任する意向を示していることが13日までに分かった。屋比久氏は2024年6月1日付けで園長に就任。任期は2年間だった。 屋比久氏によると辞任届を提出済みだという。辞任理由は「コメントは差し控える」と述べた。 屋比久氏は、2019年に沖縄市こどものまち推進部長を退職し、20年4月から24年3月まで沖縄こどもの国の事務局長を務めた。
西田昌司参院議員のひめゆりの塔を巡る発言について、県医師会(田名毅会長)は「歴史を書き換えている」などの発言の撤回と、県民や戦没者、その遺族への謝罪などを求める抗議文を西田議員に送ることを13日夜の理事会で決めた。14日に郵送する。 抗議文では、ひめゆりの展示について「でたらめ」「むちゃくちゃな教育」と表現したことについて「県民の長年の苦悩と記憶を軽視し、遺族や関係者の心情を踏みにじる」と非難した ...
自民党の西田昌司参院議員がひめゆりの塔にある説明書きを「歴史の書き換え」などと発言したことに続き、今度は参政党代表の神谷宗幣参院議員から、沖縄戦における日本軍による住民虐殺を矮(わい)小(しょう)化する発言が飛び出た。2人の発言はいずれもアジア太平洋戦争や沖縄戦を美化する動きと地続きであり、沖縄戦体験者や研究者などからは批判の声が相次ぐ。戦後80年を迎え、沖縄戦の実相をゆがめる動きが強まる中、改め ...